オバマの外交政策

ここでは、オバマの外交政策をご紹介します。

オバマは人権派でありましたが、まず、アメリカ人でありました。
それは、2004年のアメリカ大統領選挙においての基調演説からも読み取ることができます。

「全ての人は生まれながらにして平等であり、自由、そして幸福を追求する権利を持つ」という独立宣言を行った国、アメリカ合衆国だからこそ、自分のような人生があり得たのだ、と述べたあと、

「リベラルのアメリカも保守のアメリカもなく、ただ“アメリカ合衆国”があるだけだ。ブラックのアメリカも、ホワイトのアメリカも、ラティーノのアメリカも、アジア人のアメリカもなく、ただ“アメリカ合衆国”があるだけだ」

「イラク戦争に反対した愛国者も、支持した愛国者も、みな同じアメリカに忠誠を誓う“アメリカ人”なのだ」と語りました。
そして、この語りこそが、オバマを勝利させた要因であったに違いありません。

オバマの支持の理由

そして、それが認められたということは、すべてのアメリカ人の望むこと、即ち「強いアメリカの復活」を期待されているということでもあります。
大統領就任直後、パキスタンに対するミサイル攻撃を指示したり、公約に掲げていた「イラクからの完全撤退」を就任後に修正、撤回したのも、それならば頷けるというものです。

しかし、これについては、そもそも、オバマ任期にあやかって、政権奪取さえできればよかったという説もあり、本性をあらわした政権スタッフをオバマが抑えられなくなっている、という見方もあるようです。